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歯周病を見逃さない!診断基準と検査のポイント

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歯周病を見逃さない!診断基準と検査のポイント

 

タキザワ歯科クリニックです。

 

 

歯周病は、多くの人が気づかないうちに進行し、歯の健康に大きな影響を与える疾患です。早期発見と治療が歯を守る鍵となります。この記事では、歯周病の診断基準と検査方法について、わかりやすく解説していきます。歯周病のリスクが気になる方や、定期検診を受けるべきか迷っている方に向けて、有益な情報を提供します。

 

1. 歯周病の診断基準

歯周病の診断は、以下の基準に基づいて行われます。

・歯茎の炎症
歯茎が赤く腫れたり、出血しやすくなったりする場合、歯周病の初期症状が疑われます。歯磨きの際に血が出るのは、特に要注意です。

 

・歯周ポケットの深さ
歯と歯茎の間にできる「歯周ポケット」が深いほど、歯周病のリスクが高まります。正常な深さは1~3mmですが、4mm以上だと歯周病が進行している可能性があります。

 

・歯の動揺
歯周病が進行すると、歯を支える骨が減少し、歯がぐらつくことがあります。これは進行がかなり進んだ状態を示すサインです。

 

2. 歯周病の検査方法

歯周病の診断に用いられる検査方法には、以下のものがあります。

・プロービング検査
歯周ポケットの深さを専用のプローブを用いて測定します。これにより、歯周病の進行度を正確に把握できます。

 

・レントゲン検査
歯を支える骨の状態を確認するために行われます。骨の減少があるかどうかをチェックし、歯周病の進行具合を判断します。

 

・プラークテスト
プラーク(歯垢)が歯にどれだけ付着しているかを確認することで、口腔内の衛生状態を評価します。プラークの量が多いほど、歯周病のリスクが高まります。

 

3. 診断を受けるタイミング

歯周病は、初期段階では自覚症状が少ないため、定期的な歯科検診が非常に重要です。少なくとも半年に一度は歯科医院で検診を受け、早期に問題を発見することが歯の健康を保つ鍵となります。

・初期段階での治療が効果的
歯周病は早期であればあるほど、治療の効果が高くなります。定期的なチェックと早期診断で、大事な歯を守りましょう。

 

4. 自宅でできる予防策

日常のケアでも歯周病のリスクを大幅に軽減できます。以下の習慣を取り入れて、健康な歯茎を保ちましょう。

・丁寧な歯磨き
歯と歯茎の境目を意識して、やさしく磨くことが重要です。特に歯間部にプラークが溜まりやすいので、フロスや歯間ブラシを使用しましょう。

 

・食事に気を付ける
砂糖の摂取を控え、栄養バランスの良い食事を心がけることも、歯周病予防に効果的です。

 

【まとめ】

歯周病は、早期発見と適切なケアが重要です。歯茎の腫れや出血などの症状が現れた場合、放置せずに早めに歯科医師に相談することをお勧めします。当院では、丁寧な診断と最新の検査方法で、歯周病の進行を防ぎ、歯の健康を守るサポートをしています。歯周病が気になる方や、定期検診を希望される方は、ぜひご相談ください。

 

 

江東区西大島・亀戸の歯医者・歯科|低侵襲インプラント専門
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