タキザワ歯科クリニック院長のブログ

上顎洞底挙上法(サイナスフロアエレベーション)

« こんにちは | | 花の金曜日! »

2008年7月31日

この間、上の奥歯にインプラントを1本埋入しました。骨の状態は高さが不足しており、CTで測定したところ、高さ4mm程度しかなくこのまま埋入すると眼の下にある上顎洞の底粘膜を突き破ってしまうため、上顎の歯槽骨と上顎洞の境界である上顎洞底粘膜(シュナイダー膜)を挙上するオステオトームによるソケットリフト法を行いました。ドリルを使用したのは、最初の起始点のみで後はOAM(オーギュメーター)とオステオトームでほぼドリルフリーでインプラントの埋入スペースをつくりました。

膜の直下の皮質骨1mm手前まで細い直径のオステオトームを打ち込み、近ずくと音と手に伝わる感触が変化したところで止め、レントゲンで位置を確認しました。

その後、太い直径に変えハイドロキシアパタイトの骨補填材(カルシタイト)を入れ洞底を持ち上げ、シュナイダー膜を破らないように、微繊維性コラーゲン止血材ヘリスタット(コラテープ)を4つ折にして入れた後に骨補填材をいれて約7mm程、挙上した後、エンドポアインプラント(直径4.1mm・長さ7mm)を埋入しました。

ところが一部、予想外のところに骨欠損がありインプラント体のポーラスコーティン部が露出したため、GBRの1つであるHAメンブレンテクニック(カルシタイトと血液とコラテープ)を用い、手術を終了しました。

外科手術はCTを事前によく読影したつもりでも、予想外の事が起きるので、あらゆる準備をしておくことがいかに大切か再認識させられた1日でした。

また、つい最近まだ日本では厚生省で認可されていないエアバルーンを使用した最新の上顎洞底粘膜を挙上する器具をアメリカから並行輸入したので今よりもさらに安全・確実にインプラントのOPEが行えるように工夫を重ねていきたいと考えておりま

 X5745-000011B4-4.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像X5745-000011B7-4.JPGのサムネール画像のサムネール画像X5745-000011B6-4.JPGのサムネール画像

 

 

 

東京都江東区大島のインプラントはタキザワ歯科クリニック

コメントする