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虫歯治療

カリソルブ(無痛虫歯治療薬)

削らない新しい虫歯の治療法【カリソルブ(無痛虫歯治療薬】とは

虫歯学の先進国スウェーデンのルンド大学で開発され、スウェーデンのMedi Team 社より発売されている。
日本では保険適応外のため自費診療の扱いとなります。

カリソルブを使用した治療の流れ

「カリソルブ」を虫歯に塗ります

「カリソルブ」を虫歯に塗ります
主成分は【次亜塩素酸ナトリウム】と【3種類のアミノ酸】
※虫歯の入り口が狭い時は少し削り、拡げ、薬液・器具が入るようにします。

30秒~数分くらいで柔らかくなってきます

30秒~数分くらいで柔らかくなってきます
虫歯によって変性したコラーゲンの部分に作用して浮き上がってきます。

削らずに手用器具で虫歯を除去

削らずに手用器具で虫歯を除去
やわらかく・簡単に虫歯だけとれるので「嫌な音がする」ドリルの器械はなしでできます。

除去した穴に白い材料をつめ研磨します。

除去した穴に白い材料をつめ研磨します。

カリソルブを使用した治療のメリット ・デメリット

メリット ・デメリット

メリット
  • 治療時の痛みが少ないため無麻酔下での治療が可能
  • 無麻酔下でできるため、注射嫌いな小児、大人、全身疾患のある高齢者、麻酔アレルギーの患者様に有効
  • ドリルの「削る音・振動が苦手」な歯科恐怖症の患者様に有効
  • 虫歯のみ作用し、健康なところには作用しないため、削る場合より歯質の削除量が少ない
デメリット
  • C1~C2が適応(神経まで到達したC3,C4,薬液の塗りにくい所は適応外)
  • 保険が効かない。1歯 10,500円(虫歯除去して白い材料つめるまで)

新しい虫歯治療法3MIX-MP法

3MIX-MP法

3MIX-MP法は従来、神経を除去しなければならないとされていた深い虫歯(C3)に対する治療法で、神経を処置せずに、神経に近い部分の感染した歯質を一層残し3MIXを貼薬することにより、虫歯の無菌化を図り、歯の再石灰化を促し神経を保護する治療法です。

3MIXの成分
  • アスゾール(メトロニタゾール)
  • ミノマイシン(塩酸ミノマイシン)
  • シプロキサシン(シプロフロキサシン)

以上の薬剤にアレルギーがある方は必ずお申し出下さい。

3MIX-MP法のメリット・デメリット

メリット
  • 神経を残して治療できる
  • 歯を削る量が少なくてすむ
  • 治療回数が少ない
  • 麻酔の量が少なくてすむ
デメリット
  • 歯の石灰化には通常3ヶ月程度かかるので完治までが長い
  • 定期的なチェックが必要
  • 神経の処置が必要かどうか判断に時間を要する
  • 詰め物がはずれやすいことがある

※全ての虫歯に適応できるわけではありません。適応できるかは歯科医師が判断いたします。

3MIX-MP法の治療の流れ

① 虫歯を可能な限り治療した後3MIXを貼薬

虫歯を可能な限り除去し3MIXを貼薬し仮の詰め物をします。

② 1ヵ月後に症状をチェックします。

急ぎの方は、この時点で最終的な詰め物を作製することも可能。
但し3ヶ月以内に症状が悪化した時は、詰め物を外して神経処置になります。

③ 3ヶ月後にレントゲンで再度確認し、最終的な詰め物の作製をします。

3MIX-MP法では神経を残すために虫歯菌に感染した象牙質を一層残すので、その層に詰め物の接着力がありません。よって残っている新鮮な歯質で詰め物を接着させる必要があります。
そのことから、通常の詰め物よりも多少大きな詰め物にしなくてはならないのです。

3MIX-MP法を用いなくてもよい浅い虫歯

浅い虫歯

浅ければ詰め物は小さくてすむ

3MIX-MP法を用いた深い虫歯

3MIX-MJP法を用いた深い虫歯

接着力を高めるために広範囲を覆う必要がある。
神経を処置した歯はもろく欠けやすいため全部覆う必要がある

※白い詰め物での修復をご希望の方は自費の材料をご用意していますのでお申し出ください。

 

虫歯の進行(CO~C4)

CO

表面が白く濁った色になったりザラザラした感じになります。
まだ穴はあいていませんが、進行する可能性が高いので注意が必要です。

白濁・白斑

初診時 1年経過
初診時 - 白濁が見られます
1年経過 - 再石灰化が進み白濁が消えました
白濁が見られます。 再石灰化が進み白濁が消えました。

上手なケアを行うと、健全な状態に戻ることができます。

裂溝

口の中の写真 X線写真
口の中の写真 - 歯の溝がザラザラしていました。色素も沈着しやすくなります。 X線写真 - 特に悪いところは見られません。
歯の溝がザラザラしていました。
色素も沈着しやすくなります。
特に悪いところは見られません。

深い歯の溝はむし歯になりやすい部分なので、ケアと観察が重要です。

C1

歯の表面にあるエナメル質に小さな穴ができます。
痛みなどの自覚症状がほとんどないので、気付かないこともあります。

歯と歯の間 かみ合わせ面
X線写真で見ると歯と歯の間に
穴があいていることがわかりました。
一見わかりにくいけれど
よく調べると・・・

術中 術後

C2

エナメル質の奥の象牙質までむし歯が進んだ状態です。
甘いものや冷たいものがしみるようになってきます。

術前 術中 術後

X線写真で調べるとむし歯が
進行しているのがわかりました。

C3

歯の神経やその近くまでむし歯に侵されています。
神経が炎症をおこしているので非常に強い痛みを感じます。

術前 術中 術後

全体がむし歯になっています。

神経を抜いた部分に
薬を詰めました。

C4

歯全体が、むし歯に侵されています。
歯の根の先に膿がたまったり、歯のまわりにも病気の影響がおよび、歯を残すのがむずかしくなります。

術前 術後
全体がむし歯になっています。 抜歯してブリッジを装着しました。